市民研究ニュース 26年3月号 再掲載
→P2より続く   市民研究員 西森 健生
 最近日本の周辺で起こっているいろいろな問題をメディアで見ていると、教育によってその問題のとらえ方、発生の形が変わってくるなあと感じています。
 我々の将来が現在の教育によって変わることは明らかです。それだけに問題点を正しく捉え、その発信方法を工夫することが大切です。そのような意味で今回の京エコロジーセンター見学は、プラザの活動とそれを、ブレイクダウンする各PTの日々の活動に色々と知恵を与えてくれた催しでした。
 例えば、学習のイントロや振り返りに活用したいと思ったのは、ごみ・水・電気のチラシでした。1ページを開くと、3種とも@思い出してみよう!朝起きてから寝るまでに、何をやるかを箇条書きさせ、それにA「もったいない」と思うものに丸で囲みなさい。Bそれは、どんな時のどんな使い方?と気づきを与える。誘導型質問をしていることでした。これなどは、我々が学習支援で学校を訪問したときに30名以上の子供さん方に10名ずつ、ごみ・水・電気の質問をすれば お互いに隣の友達を頼りにするのでなく自分で考えるだろう、緊張も感じるだろうと思った授業の組み立て方だと勉強になりました。
 又展示方法では同じ大きさのボックスに@1938年回収ボックスの展示の様子A1961年B2003年 3時代のごみを入れて見せていましたが、私はこの表示は一寸工夫をしたら??と考えました。@はあなたのおばあちゃん時代 Aお母さんの時代Bあなたたちの時代とし、小さく年号を入れたらデジタルになる・・・。書き出せばきりがありません
 
が、参加された各人の所属するPT定例会で 今日の経験を膨らませていただければと思って筆を置かせていただきます。

          市民研究員 浅芽 董久
・立地場所としては優れた場外とは言えないが、青少年科学センターに隣接しており、条件的には良かったと感じています。
・自治体・学校などを含め年間8〜10万人を目標にし約8万人の入館者があり、海外からの見学もあることは素晴らしい。
・建屋すべての光・熱は自然エネルギーを活用しており、初期投資はかかるがランニングコストに優れ、又光も上手く取り入れておりよく検討された建物であった。
・館内には体験型学習のできる仕組みがあり、園児から大人まで楽しめる設備になっていた。
・案内していただくボランティアスタッフも多く、年間20名もの新規登録があるとのことであった。
・我々グループを案内してくださった、エコメイト2年目の方も種々の質問に対し、自分の言葉で説明できる知識も豊富と窺い知れ、楽しい時間が経過した。施設内は一寸暗かった 明るくする必要があろう。
・くるくるプラザの施設案内も口頭説明だけでなく、大人も子供も理解させうる資料作りが必要と感じた。
・それぞれのプロジェクトが先生になり、知識を各プロジェクトに教える勉強会(交流会)も必要ではないか?  以上です。 
       壁面展示の様子 
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