参考 COP17会議前状況 2311時点                                                       
○今年は南アフリカで行われます。事前会議では物別れに終わっていますので、本会議でも期待薄です。
 COPの議論は出尽くしており、「誰に削減義務があるのか」の犯人探しをすると、参加すれぱ損になるので、誰も参加しようとしません。
 世界のCO2のかなりの部分が石炭火力発電から出ているので、「石炭CO2効率目標値」をCOP会議で定め、
 排出削減を行っていくべきです。(環境先進国と思われているドイツでも依然石炭が主力)
 過去17年一進一退の議論をしている内にかなりの排出がされてしまいました。
○中国は毎回先進国の歴史義務を上げますが、現在の中国の発展は西側の技術支援によって成り立っており(中国独自の毛沢東の文化大革命は失敗した)
 今の技術は過去の技術開発の歴史、つまり過去の排出犠牲によるものであり、現在の技術を導入することは過去の排出を共有することである。
 との議論が成り立ちます。(ただし先進国個人の贅沢消費は批判されるべき)その上に立って現在のCO2効率を上げることが一番有効であります。
○グローバル化により生産地が多様化した現在では国別削減は意味を失い、生産CO2効率の底上げが効力を持ちます。
新聞記事 28日から始まるCOP17会議に先立ち論点の記載記事

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