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エコアクションからは、活動を続けていけ
る理由は、無理をしない、楽しく情報交換
が出来る、生活の変化に応じてスキルアッ
プが出来ることだと考えている。イベント
のごみゼロは、地域に出て3年になる。「ご
みを減らそう」で1/5〜1/10に減ったと
きに喜びを感じる。シニア環境大の土肥さ
んからは、焼却炉建設の話が出された。
 会場からの質問も含め、締め括りとして、
松田さんから次のようなまとめがなされた。
焼却炉の規模の問題は、皆で考えてくださ
い。市民がきちんと分別してリサイクルす
れば、必ず減量できるでしょう。ドイツで
は、フライブルグ市ビール工場ではソーラ
ーパネルをはめ込んでエネルギー回収を行
っている。また、市の分別方法は、有料の
考え方でA〜Dに分けられている。ワンウ
ェイボトルが増えてきたために、デポジッ
ト額を増やした結果、リタ―ナブルボトル
の使用が増えた例等を紹介された。
協の環境委員会で知り合った仲間と環境マ
ネジメント=環境家計簿を行っている。研
究所=イベントのごみゼロ研究会は、お祭
りやイベントのごみをなくすために、ごみ
箱を撤去し、会場にリユース・リサイクル
ステーションを設けて回収・リサイクルを
している。と各自の報告があった。
 続いて、苦労していることについて、ア
サヒビールからは、社員が分別を間違いな
く、出来るようになるまでに1年以上掛か
ったこと、「環境社会貢献部」「省エネルギ
ー委員会」等を設けて、徹底していった。
行政からは、なかなか催促しても回答を出
してくれないところがあり、説得続ける。
 基調講演の後、会場設営がなされ、パネ
ルディスカッションによる発表が、研究所
所長のコーディネーターにより、行われた。
 まず、ごみゼロに取り組むそれぞれの自
己紹介が行われ、研究所からは、5つの研
究会グループが順次紹介された。
 次に、具体的な内容に入っていき、ごみ
ゼロの優等生としてアサヒビールから、副
産物・廃棄物100%再資源化の取り組み
が詳しい数字を挙げて説明があった。続い
て、行政からは、去年から、多量排出事業
所が5t/月から2t/月にし、指導を強
めていっている。シニア環境大学では、シ
ニア大の卒業生ですいた環境学習協会を作
り、吹田市内の小・中・高校に環境教育サ
ポートをしている。エコアクションは、生
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