〜24年度研究活動報告会を終えて〜
            布deエコPT 辻 千代子
 毎回、報告会発表に向けてパワーポイント作成を行いますが、「今年度はどの部分に重点をおいて発表するのか?」と試行錯誤しながらの作業になり、徹夜になることもしばしばです。今回発表した衣服に関してのアンケートは、自分の住んでいる周辺で取ることにしました。メンバーは市内あちこちから集まって来ているのでそれを利用したわけで、イベント等で行なうと片寄り過ぎると考えたからです。
 10項目の質問事項を用意し、結果を色別の円グラフで表示しました。また、下段にデーターを見て感じたことを書き入れました。ここが大事な点だと思います。みんなの知恵が口頭で発表しただけでは残りません。資料として残しておかなければ、後になって私たちの知恵の部分が消えてしまい、アンケートの目的も達成できないと考えました。一日がかりでメンバーから意見を聴取してまとめたのです。
 事務局ともアンケートの内容や発表のやりかたなど何度か相談させていただき、ようやく期日に間に合いました。このことでも、今プロジェクトが〜熱勉〜している「報・連・相」が大切です。諸課題をメンバーが共有しながら前に進むことが、プロジェクトの向上と次へのステップに繋がって行くと思っています。
 「もったいない」は物だけでなく、時間も知恵も無駄にしない工夫。折角やっても、何も残らないのでは意味がないのです。プロジェクトとしては、今後も継続して研究と実践を並行しながら新年度に進む方針です。以下、発表の一部です
 1) 自分の持っている服は
      無駄なく着ていますか
円グラフ はい20% いいえ80%
 ■ はい  20%
 □ いいえ 80%


※活用されていない服持っている人が80%も
 います。有効に活用するためにはどうすれ
 ばよいかを伝えていきたいです。

 
 
           エコイベントPT 阿部 節
 会場の様子(PPで発表)
 平成24年度の私達の活動は「イベントのごみゼロ大作戦」13件、「ごみゼロ大作戦実践講座」4回、「子どもの環境学習」5カ所でした。特に今年度は「子どもの環境学習」により重点を置き活動しました。
 まず5月の吹田産業フェアでは、ボーイスカウトの皆さんに、のぼりを持って会場内でリユース食器返却のPRと、ごみゼロステーションでの分別回収の誘導を体験してもらいました。初参加で慣れない活動だったので、疲れたようです。
 次に、千二子どもカーニバルでは、リユース食器に関するクイズを作り、子ども達がチャレンジ。このイベントでは6年前からリユース食器を使っているので、ほとんどの子どもが正解で、みんなよく理解していることがわかりました。
 生協まつりでは、ボーイスカウトの皆さんが例年通り「ごみゼロ大作戦」のPR活動に参加。今年は始めにリユース食器についての説明をしてから、のぼりを持って「リユース食器は返しましょう」という文言を加え、会場内を巡回しました。
 12月の東佐井寺小学校のお楽しみ会では、低学年対象のエコクイズを5問作りチャレンジしてもらいました。友達と一緒に一生懸命に考え、楽しんでくれました。
 参加してくれた子どもたちは"エコは大事""ごみの分別回収は大切"という事を少しは学んでくれたようです。次世代を担う子ども達に、この様な環境学習は有意義だと思いました。
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