千里リサイクルプラザ
 研究所所長 徳野暢男


 6月13日にメイシアターの集会室で開かれた生ごみ堆肥化講習会に参加しました。参加者は50余名で、大半の方は吹田市の補助制度を利用してコンポストなどの生ごみ堆肥化用具を購入した人達です。講師は当財団の資源・環境保全研究・啓発活動補助金を受けた生ごみ119番救助隊の8人の方たちで、代表者の小松さんの全体的な話の後、各人がぼかしづくりをはじめ、段ボール箱や発砲スチロール箱を利用した方法、また電動式、そしてコンポスタ−式など自分の得意分野?の具体的な説明がありました。その後質疑にうつり、いずれも臭気に関するものがほとんどでしたが、これは即ち上手な作り方の問題でもありました。中にはせっかく購入した電動式のものを臭いで困り利用をやめたというお話もありました。質問に対する説明では好気性や嫌気性バクテリヤの話、段ボール箱の底は地面と少し空ける、また箱の中に新聞紙をひく人が多いがそれはかき混ぜるとき邪魔になるなど実践者ならではの適格で分かりやすい話の連続でした。その後会場の後ろに置かれた各用具の前でさらに話が盛り上がっていました。
 講習会の全体的な印象は想像以上に皆さん熱心であるということです。いろいろな仕掛けを工夫し、こういう人達との連携や組織化ができればという思いを強くしました。
 生ごみ119番救助隊の皆さん、本当にご苦労様でした。
 
  受付の様子
(感想)
田坂洋子(生ごみ119番救助隊)
 発泡スチロール箱法という方式の説明。一番バッターということもあって、胸ドキドキで人前でお話する事のむつかしさに後で思い出しても、何をどの様に説明したのか、よく思い出せない始末です。ごみ減量に少しでもお役に立てているのでしょうか?50数名の参加で私たちも嬉しく思います。
 EMぼかしを混ぜる様子
服田政恵(生ごみ119番救助隊)
 人の前に立って物事を伝えるという事は、とても難しいと痛感致しました。
前日までに発表したいことをメモしていたのですが、言いたい事の半分も言えませんでした。生ごみ堆肥化実践方法については、少しはできたかなぁと思います。生ごみ堆肥化実践後、講習会に来られていた方が展

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生ごみ堆肥化講習会