今年もがんばった吹田まつり イベントのごみゼロP
   ごみゼロステーションの様子
 今年も又暑〜い熱〜い「吹田まつり」がやってきました。 7月26日午後1時半、江坂会場に全員集合!! とのキツーイお達しが届きました。一瞬、初参加の昨年、夜の10時にくたくたに疲れて家にたどり着いた辛い思い出が蘇りました。しかし、何万人もが集うビッグイベントでのごみが分別回収により驚くほどコンパクトに整理され、終わった後の公園には塵ひとつ落ちていない、あの達成感は捨て難く、今年も頑張るぞ!と陽盛りの中「江坂会場」に向かいました。
 「やあ!久振り!」「元気だった?」 イベントごみゼロPのメンバー勢揃い。 どの顔も輝いています。まずA、B、C、Dの各ステーション毎の道具類の点検から始まります。「あっ!ハカリが入ってないよ」 「うそ、うそ、よく見て!プラザで仕分けした時確かに入れたョ」「でも、やっぱり無い!」 「アア・・・困ったなあ・・・あれだけ念入りにチェックしたのに・・・」大澤さんの悲痛な叫び。その時、「私持ってきました」と、田畑さんの涼しい声がして、おもむろに取り出した1本のMYハカリ。「オオオ・・・」さすがベテラン、いつも沈着冷静な田畑さんに一同敬礼。
 私は6時までBステーション担当。5年目ともなると、地域の減量推進員さん達が、ステーション設置マニュアルに従って、着々と手際よく動いてくださり、瞬く間に準備完了です。これから始まるゴミとの戦いに備えて、しばしテントの中で休憩。しかし暑い。 向かい側には"のうぜんかずら"がオレンジ色の花を沢山つけて、大きな円形の木陰をつくっています。 その下で若い人達が子供達のゲーム用ビニールプールにせっせと水を運んでいます。誰もが皆「すいた祭り」を盛り上げようと汗びっしょりで働いているのです。
 
 


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 3時、交通規制がしかれ、いよいよ「すいた踊り」の始まりです。道路演舞に出演する若い人のグループが、人目を引く煌びやかな衣装でステーションの前を行き交い、景気の好い太鼓の音も聞こえてきます。
「ペットボトルはキャップとフィルムを取ってこの箱に、アルミ缶はこちら、発泡スチロールのお皿はここで洗ってネ、割り箸はこの箱で〜す」などとそれぞれ呼びかけながら分別回収をお願いするのです。この方法もこの5年間でかなり浸透してきて、快く協力してもらえる様になり「ご苦労様です。大変ですね」と労いの言葉をかけて下さる方もおられます。
 6時を過ぎて、私は公園中央のCステーションに移動。ここでも減量推進員さん達が手馴れた様子で活動しておられます。
    ごみゼロステーションの様子
 7時、ステージに浴衣姿の市長さん登場。子供達が製作したペットボトルのイルミネーションが一斉に点灯し、盆踊りの輪が幾重にも拡がって祭りは最高潮。ごみステーシヨンも猫の手が借りたいほど忙しくなってきました。でも推進員さん達は、皆笑顔で対応されています。中にはお囃子に合わせて足だけ踊っている人もおられるのです。
 9時、ようやく涼風が吹き抜けて、お祭り終了。分別されたごみ袋を集計し、集積場に運び込みステーションを片付けます。その手際のよいこと。あっと云う間に推進員さん達は引き揚げて行かれ道具箱の山と私だけが取り残されてしまいました。「うわぁー、どうしよう・・・」とその時、大学生のボランティアと思しき男性が「手伝いますよ!」と台車にどんどん荷物を載せて、Bステーションまで運んで下さったのです。なんと爽やかなアクション!!!
私の疲れはすっ飛んでしまったのでした。
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