(リユース食器が利用されました!)吹田産業フェア エコイベントプロジェクト 市民研究員 馬場節子
    市役所駐車場のリサイクルステーション     メイシアターの食器回収センター
   市役所駐車場のリサイクルステーション     メイシアターの食器回収センター
 吹田産業フェアーが、5月8日(土)9日(日)に市役所駐車場とメイシアターで開催されました。両日共、爽やかな五月晴れに恵まれ汗ばむ位の陽気になりました。午前中から大変な賑わいで、ステージのアトラクションを観覧したりお買い物や出店企業の展示を見て回ったりと子どもも大人も思い思いに楽しまれていました。
 今年の産業フェアは市制施行70周年を記念し食博覧会が企画され、メイシアター前のいずみの園公園のフードコートでは、リユース食器が利用されました。12の出店者さんにコップや丼にお皿など計4025個のリユース食器の申し込みをして頂きました。吹田のこのような大きなイベントでリユース食器を使って頂くことは、リユース食器の認知度をグンとアップさせ、吹田市内での利用につながるので、私達の願いでもありました。
 例年通りの市役所駐車場入り口近くのリサイクルステーションの他にメイシアターの1階入り口近くに、新たにリサイクルステーションとリユース食器回収センターを設置しました。今回は食器返却に協力して頂くと、食器1個につき10円を返金するシステムが採用され、お客様に大変好評で、皆さん「ありがとう」と感謝されていました。しかし、中にはごく少数ではあります
 
 
が、「食器の返却場所がわかりにくいやないか!」「こんな遠いとこまで返しに来ないとあかんのか!」といわれるお客様もおられ、もう少しわかりやすく目立つ場所に回収センターを設置することができたらと思いました。また、お客様の中にはこのリユース食器に慣れていないせいか、飲食した場所に放置したり、ごみ箱に捨てたり(?)、中には持ち帰ってしまう人もいたようです。その為、返却されない紛失食器の数は232個になりました。食器の回収率をアップさせるため、お店での声かけの徹底、回収場所の増設、スタッフの見回りの強化など課題が残りました。食器の返却を促す方法としても、抽選やくじ引き方式にするなど、お子様も喜んで参加したくなるようなやり方も楽しいのでは?などと思いました。食器の洗浄については、手の空いた時間のバイトの学生さんの協力が得られたので、プラザでの作業もかなり軽減され助かりました。
 フードコートでは他に色々な種類の使い捨て容器も利用されましたが、リサイクルステーションの取り組みも7年目になるので、お客様にもスムーズに協力して頂きました。環境にやさしいイベントに少しは協力できたことを喜び、リユース食器の利用の広がりを願い報告を終了致します。
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