1月恒例の「市民研究員募集展」  市民研究員 金子幸平・辻千代子

 (財)千里リサイクルプラザ〔通称:くるくるプラザ〕の、研究所と工房との合同出張展
示会が、2010年1月27日〜29日の3日間、吹田市庁舎のロビーで行われました。
 "くるくるプラザ"を拠点に、環境問題 と ごみ削減方法 の研究と啓発に取り組んでいる私達市民研究員と工房の指導員は、吹田市庁舎のロビーを拝借しての「市民研究員募集展」で、市庁舎に来られた市民の方々に、パネルや作品を使って私達の活動を理解していただく為に説明を行いました。
 この展示会で市民研究員を募集するというもので、私達研究員は各プロジェクトチームのアピールに一生懸命でした。この度は、当番制ではなく、各自時間を見つけて来て、工房担当者の方たちと一緒に、来訪者を対象に詳しく展示物の説明をしたり、また、活動内容を分かり易く伝え、アンケートにも協力していただきました。この展示会は、くるくるプラザの活動を発表する場として毎年大切に思っています。
 来訪者の中には環境にとても詳しい方もおられ、「環境家計簿を実践しています」との声を聞くことも出来た3日間でした。
 初日、思いもかけなかったことは、市長がお昼休みの時間に、ふらっと会場に立ち寄り、私達の活動に対して激励して下さいました。
  市長も私達の展示会場に立ち寄られました
 いつも感じることですが、吹田市庁舎を訪れる市民の方の多くが環境のことは知っているが「くるくるプラザ」を知らない人が多いように思います。「市報すいた」など
 
 

を活用して、もっと私達の研究活動を知らせることが出来ないものかと痛感したことや、今後は環境や市民生活に関連して、新しく建設された新焼却炉の見学会を行ったり、横断的に行政にも関心をもってもらえる企画をたくさん計画し、行政と研究員の合同で新しい展開が望まれるところです。

 不要の傘から作ったマイバック展示ところで、肝心の市民研究員の募集ですが、市民の方に「市民研究員になってください」とお願いしても、なかなか首を縦に振って下さる方がおられません。勧誘方法にも工夫が必要で私たちが苦心するところです。
  これからも、地道に仲間を増やし、くるくるプラザの活動が益々盛んに続くように広めていくのも、私たち市民研究員の役割と思っております。
 楽しみながら継続し、様々な場所で展示会などを行いアピールして、くるくるプラザを一人でも多くの市民の方に知っていただけるよう頑張りましょう。
私達の小さな行動が、「塵も積もって持続可能な社会作り」に大きな成果が得られることを願いながらの市民研究員募集展でした。
   来場者に説明する市民研究員
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