イベントのごみゼロプロジェクト 第4回アジアンフェア アジア各国のお店でリユース食器を使用!
石川智子   
10月19、20日の両日、JR吹田駅前広場で周辺商店街が主催する第4回アジアンフェアーが開催され、イベントのごみゼロプロジェクトではリユース食器の貸出とごみの分別回収に協力してきました。私は今回1日目に初めて参加しました。

食器貸出総数4,735個、箸・スプーン1,560と手持ちの多くの食器を貸出ました。食器は各ブース毎に貸出料と引き換えに取りに来てもらう事にしたかったのですが、それぞれ準備に忙しいのと、雨が降っていて食器を濡らしてはいけないので、結局こちらから届けることにしました。雨の中コンテナを届けるのもなかなか大変でした。

その後お店の人に使い捨て容器とリユース食器の使い勝手、金額の面など聞いてみましたが「まー、いいんじゃないの!」位のお返事でした。一件だけ「使い捨てのほうが安い!」とはっきり言われましたが金額だけで判断はしておられないようでした。きちんとリユース食器の意味を理解して頂いているようです。

19日は朝から生憎の雨で、出足が気になりましたが4時のイベント開会の頃には雨足も弱まり時間と共に学校や仕事帰りの人で賑わってきました。
傘をさしながら食べている人に聞いてみるとやはりこの状況では使い捨ての紙皿や発砲スチロールの容器は片手で持つと形が崩れて食べにくいと思う、という返事が返ってきました。この方が良いと・。その通り
 
 

  ごみステーションの様子
だと思います。食べた後はごみステーションに返していただくよう声かけもしました。

ステージからもイベントのごみゼロへの取り組みとリユース食器のPRをし、返却をお願いしました。それでも、やはりステーションに持ってこず、会場の隅っこに置きっぱなしの食器もかなりあり何度か探して回収しました。回収場所が別にもう1ヶ所必要かもしれません。
嬉しかったのはプラザのロゴ入りジャンバーを着て「すみません」と声をかけるだけで「あ、判ってます、これ返すんでしょ」と言う人がいたこと、リユース食器も少しづつ浸透してきているようで嬉しいことです。是非是非ずっと続けてほしいものです。

常設のごみ箱はビニール袋を被せて捨てられないようにしたのですが、それがちょうど良いテーブルになって入れ替わり使われていたのには思わず笑ってしまいました。

返却された食器は後日の洗浄作業がスムースに出来るように古布で一枚づつ拭き取り更に石鹸水で洗いました。返却が集中するとなかなか大変な作業です。19日8人、20日8人で対応しました。
 
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