ました。小・中・高10校のそれぞれの発表は、日頃の研鑽と現場を自分の目で確認した大人顔負けの素晴らしい内容で、私も一段の理解を深めることができました。
 関係された先生や児童・生徒の皆さんはご苦労されたと思いますし、自信になったと確信します。願わくは関わった方々だけでなく、全校児童・生徒さんに理解、実践され、大人になられても一人一人が、現実の生活、社会の中で、地球にやさしい生き方、生活をされることを願っています。 <松原正人>

 先ず第8回ということにびっくりした。8回という事は8年間やってきたということ。8年前、社会はどちらかというとまだ公害という言葉のほうが馴染みがあった。私たちは、企業の姿勢や体質を行政が取り締まるんだというような感覚で横から見ていたきらいがある。
 今はどうだろう。公害という言葉は一寸希薄になって、環境という言葉がメディアでも中心的に使われている。私たちも自分達の問題として捕らえるようになってきた。岡目八目の評論家より 行動する人やNPOに注目がいくようになってきている。 小学校4年生のカリキュラムに入っている。 もう他人事ではなくなってきている。
 今回の生徒達の発表でも、家庭の中で話し合われている状況が沢山でてきた。 「広がれ! 環境の環!」 環境問題は何を捉えても大事なテーマになる。「あたりまえの裏側にあるもの」北山田小の皆さんは4年生で沢山のテーマを調べ上げた。どれもが大事だ。是非出発点にしてほしいと思った。 校内のゴミを調べた吹田南小。緑のカーテンを地域の人・学校・そして2年生で取り組んだ佐竹台小。 本当に「広がれ!」と思っている。
そして くるくるプラザは北攝の環境拠点として将来も活用されるのだろうと思った。<西森健生>

 たくさんの子どもたちが真剣に発表した恒例の環境学習発表会、今年も楽しく拝聴しました。出前講座を担当している私自身にとっても励まされもしました。
 
 

 ごみ問題、地球温暖化問題、身近な環境問題など様々な視点で課題を取り上げて、調べた結果をパワーポイントを駆使して発表されました。子どもたちが身近な環境問題に気付き、調査し、そしてその結果をプレゼンテーションするという貴重な経験は、子どもたちにとっていつまでも忘れることができない出来事ですし、子どもたちのこれからの成長過程において、きっとすばらしい糧になると信じます。
 特に私が興味深かった発表は、豊津第一小学校4年生の子どもたちが、学校の周囲の環境〔公園や自動車道路の大気中の窒素酸化物と糸田川の水質など〕の実際の状況を調べたことでした。
 また、環境学習の陰に、担当された先生のご指導と、地域の人々の並々ならぬ協力があることも忘れてはならないでしょう。  <金子幸平>
 プラザ建物内、展示発表の様子
 今回もすばらしい発表会でしたね。市民研究員顔負けのごみ探検隊があったり、大型環境かるたも作成し、省エネ生活を自分たちで実行してグラフにしたり、またビオトープや、種まきから取り組み「みどりのカーテン」を長期にわたり観察し、わかりやすい発表には驚きました。資源リサイクルセンターを見学し、細かいところまでの体験発表にも感動し学びあいました。今年度からの「展示発表」の利点は、じっくり見ることがでたこと。調べたり工夫の様子や、子供たちがどんなことを考えているのかがはっきりわかりました。環境教育は意識付けが大さで、生活に直結しながら学習しているのが見えた。私たち「研究員」としては、次世代につなげたように感じ、またチャレンジ精神が湧きました。  <辻千代子>

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☆印刷時、HPのページ設定A4余白5mm。
 
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