9月7日(木)、廃棄物の総合的な処理施設である「カンポリサイクルプラザ」の見学会が行なわれました。当日は、公募市民・市民研究員・行政関係者を含め32名が参加しました。雨模様の空を見上げて、見学が支障なく実施できるか心配でしたが、案ずる以上にスムーズに終えることが出来ました。サーマルリサイクル、家電リサイクル、バイオリサイクル、廃熱利用など、普段余りお目にかかることの無い施設を見学して参加者一同、驚いたり、感心したり、落胆したり・・・様々な感想を抱いたようですので、その幾分かを紹介して見学記に代えたいと思います。

「大変勉強になりありがとうございました。個人ではこんな見学はなかなか出来ません。ごみは人間が生活していく上でどうしても出ます。こんな陰で働いている人に感謝しながら、これからの生活をしていきたいと、改めて考えさされました。」(О・T)
「最新鋭の設備ですべて循環して使用しているのがすごいと思った。その中で人が分別しているところは大変だし、私たちももっとごみの出し方に気をつけて、少なくしていかなければならない。」(B・A)
「ごみは燃焼して終わりと思っていたのですが、全て有効利用されることに驚きました。資源の乏しい我国では大切なことですね。捨てるだけだったごみにも関心を持つことができてよかった。」(A・M)
 施設写真
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「こんなところがあることはしりませんでした。また、ここが会社であることにびっくりしました。会社であるからには利益も生まなければなりませんし、採算が取れるのかと。感ずることが多々ありますが、この見学をどう生かすのか、自問します。」(H・K)
「吹田市にぜひ導入して欲しいのが、バイオリサイクル施設です。生ごみからメタンガスを回収して、メタンガス発電や自動車の燃料に利用できるからです。生ごみの回収には、バイオプラスチックを利用しているのが気に入りました。」(K・K)
「事前にホ−ムページを検索して、バイオリサイクルに重点を置いているようで楽しみにしていました。バイオリサイクルについては今ひとつ期待はずれでしたが、固形燃料(RPF)には感心しました。」(S・M)
「吹田市の剪定ごみが搬入されていると聞きました。そのあたりのことをもう少し説明して頂いても良かったかも。私はごみリサイクル工場の見学そのものに興味があり参加しましたが、なぜカンポリサイクルプラザ見学を企画されたのか、意味付けをはっきりさせたほうがよい」(I・S)。

*感想文はスペースの都合で適当に割愛させて頂きました。ご了承下さい。(宮地 記)
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カンポリサイクルプラザ見学記