ビールとワインを飲み継いで、11時間後にクライストチャーチという第2の都市に着陸しました。サマータイム
実施中で+4時間の時差の関係で到着は午前10時半でした。空港検疫所で「登山靴の底に土が少し付いている。」
と洗浄と消毒の再実施を求められた人16名の一行の中にいて1時間ほど余分に待たされました。
 旅行社から「環境保護に熱心なところだからくれぐれも丁寧に洗ってくるように。」との案内で、当の女性は
「歯ブラシを使って十分洗ってきたのに。」とのことでしたが、改めて「異国へ来た。」と実感しました。
空港からマウントクック山麓までは、
広大なカンタベリー平野のなかをバス
で6時間かかって移動しました。
広大な平原とゴルフ場のような緑の
起伏の中で、建物を見ることは少なく、
動いているものは羊、牛、馬の放牧姿
という、のどかな風景を堪能しました。
 途中で停車した休憩所毎に、
その地域の特色ある動植物や
地形の説明が図や写真付の
きれいな掲示板で説明してあ
りました。

 マウントクックを望む風光明媚な湖の畔にはビジターセンター
があり「ニュージーランドはこん
なに環境を重視した施策を行
なっている。この湖を利用しての水力発電を行なっている。」
などの説明がありました。
また駐車場の一角や到着した
ホテルにも分別ボックスがあり
プラザを思い出して懐かしく、
嬉しくなりました。
海外旅行のお勧め! ニュージーランド紀行 2

 翼のない、飛べないキウイという鳥が国鳥となっている様に、
特異な生態系を有しています。現在でも蛇はいませんし、元来
この地域には2種のこうもり以外に哺乳類はいなかった、と言
われています。現在は農業を国の主要な産業としているので、
動植物の外来種の侵入には敏感なのでしょう。
現地の写真 キウイ君
現地の写真 広大な平原
千里リサイクルプラザ 研究所  福井 俊介
現地の写真 掲示板
現地の写真 マウント山と湖畔
現地の写真 分別箱

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