11月2日(水)秋晴れの日、環境にいいお店を作り隊プロジェクトは環境講座を行いました。
昨年度から北千里地区の住民とお店との協働で、買い物からごみ減量を考える講座を開催し、
今回で3回目となりました。午後1時に北千里駅前に集合した講座参加者24人を乗せて、
吹田市のバスでくるくるプラザに到着。いよいよ見学のはじまりです。 
[くるくるプラザ・市民工房]
 各市民工房の指導員さんから、ものを捨て
ないで新しく使えるものに生き返らせる工
夫について話を聞きました。どの工房でも、
参加者から「今度、講習会に参加したい!」
との声が上がっていました。
 
     (熱のこもった説明に納得)

[破砕選別工場]
 大型ごみや複雑ごみの中からも「燃やすも
の」「資源として回収できるもの」に選別さ
れる過程を見学しました。選別は機械的にで
きる部分は少なく、人の目、手作業がたくさ
ん必要なことがわかりました。
 
[北工場(焼却工場)]
 広くて深いごみピット(ごみを溜めておく
所)では、見えているごみの下にはまだ10
数メートルのごみが溜まっているというこ
とを聞き、とても驚きました。
 お正月開けのごみ収集日は、この広いごみ
 ピットもほぼいっぱいになり、普段は2つ



の炉ですが、3炉すべてを使って焼却処理しているそうです。

              (ごみピットに驚いて)
[見学を終えて]
 講義室に帰って、お茶で一服した後、質問
の時間となりました。
「ごみを減らすにはどうすればいいの?」
「無色半透明のごみ袋になってごみは減っ
たの?」などの質問が出ました。
「まずは必要以上にものを買わないこと」
「無色半透明袋になりごみ減量にどれだけ
の効果があったかを分析するのは難しいけ
れど、分別の意識が高まったと思う」という
ことでした。

          (学生に戻って)
 出口(ごみ処理)を知り、入口(買い物)
を考えることが、ごみ減量のために大切
なことだと改めて思いました。

(お店プロジェクト 池渕佐知子)
 ☆表示サイズ、中大、対応です 余白5mmです
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