〜汚れたTシャツをごみにせず染色することで世界で一つの素敵なシャツに〜
            染色プロジェクト 辻 千代子

       日時:2005年8月5日(金) 場所:山手公民館
 猛暑で37度と言う日は染色講座では最悪の条件でした。同じプロジェクト染色ナビゲータ
ー武本睦代さんと公民館には早く到着し、準備に取り掛かり受講生を待ちました。
 暑いのに皆さん熱心でした。武本さんから (財)千里リサイクルプラザや市民研究所の説明が
あり、続いて資料に基づき、紙ごみのお話や、生ごみの目方の減らし方、60グラムごみ減量
作戦など判りやすく講義、きっと全員がごみ問題に興味を持たれ暑さより講座の方が勝ってた

    (どうするのかな)
 事でしょう。
  ここで紙ごみのアンケートをいただき武本さん
 も大満足でした。
 いよいよ実技に入り4台のガス台に、火が入り室
 度計は40度を越えてた筈ですが、
 それでも16名の方は4班に分かれて自分の思
 いをTシャツに入れ込んで輪ゴムで絞ったり、
 たたんでみたり、まるで芸術家になったつもり、
 1人で2枚染色された方もおられました。
はじめての体験でブレーンストーミングしているうちにどうやらデザインが出来、Tシャツを
玉ねぎの皮を煎じた出来立ての染め液に浸しました。
染色に手順があるので白板に書きましたが、皆さん始めてとは思えないほど手際よくどんどん
進んで、はかどりました。
明礬(みよぅばん)を使う班と木酢を使う
班に分かれて色の変化を楽しんでいました
がこのあたりのところが染色の醍醐味か
な?と感じていただき満足でした。
玉ねぎの皮は身近にあり、水周りを預かる
主婦にとってはとても魅力です。
受講後皆さん家でもやりそうですね。
食材のあまり物を再利用出来るものは緑茶、
南京豆の殻、紅茶、コーヒー、等沢山あり
ます。どれも使用ずみのでいいんですよ。 

☆玉ねぎ拡大図を下に掲示しました。
 今後もメンバーの手法を磨いて学校で家庭科の時間の出前をぜひやりたいですね。
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