紙ごみ調査ご協力の御礼とご報告

 拝啓
 紙ごみ調査へのご協力をいただき、7月31日の中間報告会を無事終えることができまし
た。これもひとえに皆様方のご協力の賜物と、感謝の気持ちでいっぱいです。しかしなが
ら、私たちの力不足で、データとしてはサンプル数が少ないため、調査結果の概略のみの
ご報告と、報告会に出されたご質問へのご回答させていただきます。

○古紙回収の内容調査より
・ 資源紙ごみの優等生は、新聞、チラシ、段ボール、雑誌。
 雑紙の大半が可燃ごみとして処理されていたことから、この雑紙が古紙として回収され
るなら、ごみが減ることが推察されます。

・雑紙(ざつかみ)の認知度は低い。

「雑紙って、なあに?」というご質問を多く受けました。雑紙についてサンプルをおみせ
したところ、「へー、そうだったの。これも資源になるのね。」という感嘆の声が聞こえて
きました。

○調査に協力してのご意見やご感想
・集団回収を私の地区ではしていません。
・うちの地域では、新聞、チラシ、ダンボールしか集団回収には出せません。
・雑紙を集団回収に出せるので、ごみ減量ができてうれしい。

○報告会での質問に答えて
Q、回収された古紙はどうなるのですか?
A、段ボールや新聞紙、雑誌などの製紙原料として国内で再利用されますが、
 近年では中国などへ輸出商品として注目されています。


Q、製紙原料に占める古紙の割合は?(2004年度パルプ統計資料)
A、古紙は製紙原料の60%以上を占めています。なかでも印刷・情報用紙36.2%,
 段ボール原紙45%、新聞用紙25.1%雑誌14.6%と古紙の利用が近年増加しています。

Q、古紙から生まれる製品は?
A、紙製品から建材用途や固形燃料など幅広く用いられています。

 古紙のリサイクルの輪を大きく育て、資源の有効利用につとめませんか!
    これからも、ご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 敬具

   古紙回収実態調査プロジェクト 大垣・武本・田畑・山副  文責:武本睦代
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