自然のものを材料にする染色は、
春夏秋冬、季節を問わず、季節ならではの
材料を使って楽しめます。
園芸も好きでいろんな草木もよく知っているので、
草木を使った自然染色がいいなぁと思いました。
また、市民研究員になり、難しいことでなくても、
身近なことで、ごみ減量につながるものがないかと
探していました。昨年はほんの2〜3ヶ所ですが
染色の出前講座をやりました。
今年度はプロジェクトにして、多くの人に染色の
楽しみを広めたいと思っています。
            今後やって見たいことは、
      よもぎで染めることや
      おりがみ絞り染めです。
      体験を積み重ね、プロジェクトの
      メンバーに伝授して、
      出前講座をどんどん増や
      したいです。
      ちなみに今出前を予定して
      いるのは3箇所です。今後、
      市報でお知らせします
          ので、ぜひご参加ください。
 数年前の秋、服部緑地公園でTシャツの染色講座
を体験し、染めて遊ぶのが大好きになりました。
化学染料で染色することが当たり前になっている
現代に、自然の材料を使って色を出すということが
私にはなにかすごく新鮮に感じました。
そして、道端の草もそれなりの色を秘めている
ことは感動的でした。


 先日4月23日午前中に千二公民館と
佐井寺公民館に出前の打ち合わせと見本提出の
ため出向きました。
公民館では材料となる玉葱の皮をたくさん集めて
くださっているのを知って「ぼやぼやしてられへん」
と思いました。
みんな関心があるんや!
生き生きした受講生の声が聞こえ、顔が見えてくる
ようでした。
 そこで、午後からエプロンや実用的に水を汚さな
いでTシャツやスカーフを染めたいとの思いで、
未知の色を求めて以前行ったことのある京都の
田中直染料店へ出かけました。
       古都の匂いのする町並みを横目に
見ながらお店に入ると、たくさんの
染料や見本が並んでいて胸が躍り
ました。
自分の欲しいものがどこに置いてある
のか、探すのに大変なほどでした。
店員さんに聞いて、ミョウバンや
木酢液など、約10キロの買い物を
しました。また、遊染のやり方も体験し、今後の課題である「黒っぽく染めるの
はどうしたらいいか?」など教えて
もらい、夜の京都を後にしました。

染色プロジェクト 辻千代子
P3 文字固定式です。余白5mmです。
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