来年度の研究所の活動
                              
                          千里リサイクルプラザ 研究所 所長 福井俊介

評議員会・理事会にプロジェクト制への試行を提案します。
プラザの来年度の事業と予算を審議し決定する評議員会と理事会が3月25日に開催されます。

多くの市民や事業者の方々などが気軽に参加し、活動が円滑に行えるようにと、研究所にかかわる多
くの人の長期間の議論を経たプロジェクト制への移行を提案するための準備を進めています。

1月23日に行われた検討会の評価を受けて、それぞれのプロジェクトは2月20日現在では準備作業
に大忙しです。
下の表に検討会の評価の概略を紹介します。

評価:  A、案として採用    B、一部修正を要します   C、根本から練り直してください。
プロジェクト名
テーマ ・ 活 動 内 容
評価     検討会のコメント
実施時の留意点。修正すべき点。
「リユース食器システム
構築」
イベントにおけるごみ減量システ
ム、特にリユース食器システムの
確立。 
食器貸し出しシステムの具体案を
確立を。「吹田の・・・」と効率よく連
携する必要。
「染色講座活動」 環境にやさしい染色講座の開設 環境意識との関連。指導者の養成
「吹田のイベントのごみを
減らそう」
市内全域で行われるイベントにお
いて排出されるごみの分別の徹
底と、リユース食器、食器持参に
よるごみ減量
実践活動に伴う調査の情報整理
を。
取り組む人材の広がりを目指す。
「リユース容器…」と連携を。
「万博周辺道路の環境清
掃及び散在ごみ調査」
実行委員会を確立して、周辺住
民・企業の環境への関心を高め
る。
実行委員会の立ち上げは十分な準
備が必要。皆が気持ちよく参画でき
るようにする姿勢が必要。
「花と堆肥化」 落ち葉及び剪定枝の堆肥化 体系的な学習計画が必要。
「市民と行政、事業者と
のパートナーシップを進
める」
減量推進員制度のあり方と共
に、市民と行政、事業者とのパー
トナーシップのあり方も考える。
2つある目的を明確にして整理し、
取り組む内容を具体的にする必要
がある。
手作りおもちゃと環境学習 よく遊び、よく学び、そして実践 スタッフの充実にも力を入れる。
「エコ体験」 エコ体験を通じて持続可能な社
会形成をめざす。
集った人たちを、環境を考える方向
へリードする工夫が必要。
「研究所を元気にする」 コンペ導入のための調査・研究  各地のコンペの背景、審査される側
の事情の調査も大切。
「スーパー探検隊」発展型 「スーパー探検隊」をきっかけとし
た、市民と事業者の自立的な協
働を支援する。
手順がはっきりすると、具体的にな
る。「事業者への要望」と共に「消費
者への要望」の調査も必要。
「わかり易い生ごみの本
作成」
これまでの研究成果をわかりや
すくまとめる。
自ら堆肥化を実験し、その体験をも
とに書く事が必要。本の活用法は?

P2                3月目次に戻る  TOPに戻る