どのようにして誕生したか
 府下の鉄道網は、古くから大阪市を中心に一点集中型の放射状に発達、整備されてために、都心部においての通勤ラッシュなどの都市問題と、人口急増した市街地において鉄道サービスが享受されない地域の存在というアンバランスが生じました。この解決を目指し、大阪府による「府下の総合交通体系のマスタープラン」が作られ、都市モノレールの建設が決定されました。そして、我が社「大阪高速鉄道株式会社」が1980年に設立されました。
 モノレール運行様子(万博付近)
 そのあゆみと特徴
 迂回交通の緩和や、並行する道路交通渋滞の緩和、新たな鉄軌道サービスを享受する地域の拡大などを目指し、事業取得や工事を進め、1990年6月千里中央〜南茨木間6.7kmで開業、運行を開始しました。以降、段階的に営業距離を延ばし、1998年4月イギリスギネス出版社から「モノレール営業距離世界一」の認定を受けました。
 1994年に、全駅が鉄道駅で最初の「大阪府福祉のまちづくり条例」の適合を受け、れあうまちづくり賞」を受賞しました。また、駅によっては、モノレール文庫を開設したり(千里中央駅ほか3駅)、アートギャ
 
ラリー(門真市駅)を設置しています。
 2003年には、全駅の駅構内全面禁煙化の実施、13駅でレンタサイクルを実施しました。
 2004年に入ってからは、関西20の鉄道事業者で統一した車内での携帯電話マナー啓発の実施と、バリアフリー対応の2枚処理改札機を設置しました。そして、1
0月には、近畿運輸局から運転無事故表彰(連続8期)を受けています。これからも、より安全で利用しやすい、快適な交通機関となるように努力していく所存です。
 環境への取り組み
 府道中央環状線の清掃活動や万博ごみゼロウォークなどの地域の清掃活動に参加しています。また、クリーンキャンペーンとして、構内の清掃を強化し、ポイ捨て対策を進めています。
 使用済み切符のリサイクルとして、専門業者に渡し、トイレットペーパーに加工してもらい、駅のトイレに配置しています。また、切符を炭化させ、脱臭剤に加工した
こともありました。
  切符、PET素材の再生品
 制服のネクタイ、カッターシャツは、PET素材を活用しています。
問い合わせ 06−6875−3132
http://www.osaka-monorail.co.jp/

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安全、快適、渋滞知らず
人へ、街へ、空へ直結!
大阪高速鉄道株式会社