環境にいいお店をさがす会は12月14日、市民塾の「環(エコ)のくらしネットワーク塾」の人たちと交流する機会を持ちました。この会は、2004年8月からの活動で2005年3月には成果発表をする予定で月1回をペースに会議をしておられます。
 
 「グリーンコンシューマーとは」の学習会を重ねてこられ、京都の環境NPO「環境市民」からも講師を招いたり、9月25日に環境にいいお店をさがす会が行った地球環境課のかんきょう講座「大丸ピーコックのスーパー探検隊」にも参加していただきました。
 グリーンコンシューマーとは環境に配慮した行動を取る賢い消費者のことです。私たち、環境にいいお店をさがす会もグリーンコンシューマーを増やす活動をしています。このメンバーの方たちに、私たちの活動が始まったころの話や、パートナーシップを重視して行こうということで参加型ワークショップを開発したこと、その後のスーパー探検隊の展開などを話しました。

  話し合いの様子
 
 
その際、お店のあら捜しをするのではなく、良いところを誉めるというスタンスで進めて来たこと、お互いの良い関係を作って行くことが遠回りのようで近道だと 思うということも話しました。また、お店にとっても消費者にも啓発効果のある活動をしたいという彼らと、目標が同じと感じました。
私たちの開発したスーパー探検隊は、その双方に働きかける効果を生んでいると思います。彼らは、若いお母さんたちにも環境のことを考えてほしいので、メンバーに加わってほしいという気持ちでいるとのことでしたが、そういう姿勢は見習わなければならないと感じました。
 この日は、主担の三輪先生にも参加していただき、ご意見をちょうだいしました。
「お店が環境にいいことをしようとするとコストがかかるが、それを社会貢献と思ってもらえると、積極的に環境に取り組む姿勢になる。」また、吹田市内のスーパーすべてに働きかけをしないといけないかとの、彼らの問いには、「吹田市内の事業系ごみは5万トンだが、大手事業所のうちの200社が大量に出している。だから大企業(大手スーパー)がきっちりと減量に取り組むと効果がある。」という事実は重要なヒントになりました。
 
 同じ吹田に、グリーンコンシューマー運動に取り組むグループができたことは、今後の活動に広がりを持つことができ、心強いことです。お互いに情報交換し、協力できることをやって行こうと意気投合しました。

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環境にいいお店をさがすす会
辻 千代子/水川 晶子
市民塾の人たちと交流しました