雨が降ると洪水、動物の減少、地球温暖化、
二酸化炭素が多くなり益々温暖化現象が起り
至る所で弊害を起こしていることで実感でき
る。私達の文化生活も、車やエアコンなどで
エネルギーを多く使っているのが原因だが、
努力してもなかなか削減は出来ないのが現状。
今から大昔の生活など出来そうもない。京都
環境会議でも、世界各国は自国の産業を考え、
二酸化炭素排せつ削減の努力をしょうとしな
い。膨大な設備投資をする余裕が無いため協
力がないそうで、世界が纏まりそうにないら
しい。 京都議定書の批准が待ちこがれる。
自然保護の大切さは世界中の人が分かってい
るのに産業との兼ね合いで出来ない国が多い
のが現状なのだ。
又、焼き畑農業で、雑木林を焼き椰子を植え
あぶら椰子やとこやしから、化粧の材料や石
鹸を作る産業が発達していると報告された。
これだけのエコツアーをされ、データーを環
境庁へ提示して頂き、日本から世界中に、木
を切るとすぐ苗木を植える世界条約締結を推
進して頂き、地球を守って行かないと青い地
球が赤い地球になる道に進んで行くのではな
いだろうか?

    
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 関西大学の久保田先生と学生さんが、マレ
ーシアのサバ州(プルネイ島)へ行って来ら
れた。今、どんな状態なのだろうか?地球環
境の勉強である。日本が熱帯産の材木をどん
どん輸入して使っていることは以前から聞い
ていたが、ほとんど我が国に輸出しているら
しい。最近は台風が日本に多く来るようにな
ったが、その原因も地球温暖化が進んでいる
ためだと思っている。
此れも人間の文化生活のつけが、この異常気
象を作っているのかな?何でこんなに台風が
来るのかな?天気予報を聞いていると、
海水温度の上昇が原因しているらしい。中国
の黄河の話をされたが、周辺の木材を使うの
で山が荒れ、水が少なく河口までに水が無く
なっているそうだ。環境への取りくみの顔が
見えない。地球は砂漠化が至る処で進んでい
る。人類が自然と共生をしなくてはと共感し
た。環境問題はこうすれば良いという定義が
なく色々の要素のバランスが大切だというこ
とである。熱帯雨林は昔から神様から授けて
頂いた森。文化・産業が発達して人々は生活
維持のために木材を切り出して生活するよう
になった。その結果、物凄い勢いで砂漠化が
進んでいるそうである。森の大切さは私なり
に二酸化炭素を吸収して酸素を作ってくれる
と知っていたが、今のままで行くと熱帯雨林
が38年後には無くなる計算だと聞き驚いた。
東京ドームの広さが3秒で無くなると、又び
っくり、凄い勢いで砂漠が進んでいる。学生
さん達とエコツアーで苗木を植えながら現地
の方と環境の話をされたそうだが、現地の方
も仕方なく生活の為に切り出しをされておら
れるそうだ。森林の大切さは、井戸の水涸れ、
〜久保田先生の「環境問題講演会」を聴いて〜         長谷川 武夫