パソコン講習を受講して
                                           廣瀬弥生

 「パソコンは大人の玩具だよ」と言われた。パソコン以外でもいろいろあるさ、と思っ
ていたが、取敢えず4/24、5/T、5/8とパソコン講座が催され、パソコンのパの
字も知らない私も参加した。
 パソコンなんて出来なくて良い、必要性を感じない。鉛筆で書き、消しゴムを使い、定
規で線を引く。字のわからないところは、大きな広辞苑をドンと机の上に置き、老眼鏡と
大きなルーペを使っていいんだし、何の不自由があるものかと思っている。初歩の初歩は
何度も習った。それ以上進まない。なにせ必要ないと思っているんだし、全くやる気がな
かった。
 学生さん達の歯切れの良い、わかり易い説明に関心。同じ年頃の子供を持っている私に
は、彼らの好感を持てる態度に、娘と比較、そちらの方が気になった。3日間、6時間で
マスターせよとは(1回はお休みした)無理な話。進み方があまりにも早く、考えている
間に次の説明。“なかなかついていけないナ・・”とお隣りに座っていた高齢の男性と話した。
キーボードの配列や記号の意味と理解するのが大変。ボツボツと人差指で探しながら押え
ていく。間違えても消しゴムで消すのは自分で出来るが、あちこち動かしても消えない。
思った通りにならない。先生を呼ばないと先に進めない。またあのおばさんが呼んでいる
と思ったかもしれない。ゴメンナサイ。お隣りの人とのメール交換、お互い文章途中だっ
たが「はい次ぎはこうして返信します」と言われ、あわてて指示通りに進む。送れました。
顔を見合わせ「届きましたよ!!」と感激。教えてもらいながら返事を返す。届いた。隣り同
志だから、先生がそこにいるから出来るんだ、1人では無理だろうなと納得。やってみる
と面白いものだ。食わず嫌いだったかもしれない。もっと、ゆっくり時間をかけて、本格
的に習ってみようと思った。
 今またも鉛筆で下書きをし、鉛筆で清書をしている私です。でも、次ぎに書く時はパソ
コンで・・・。
          みんなで考えよう「市民研究宣言」!
 
皆んなで考えよう「市民研究宣言」!
理念を考えるアプローチでは、幅広く、多くの市民研究員の、ご意見
を聞き、新しい理念を「市民研究宣言」の形で纏めたいと考えています。
多くの方々に集まって頂き、市民研究所の未来を見つめ、一緒に考えま
せんか。皆さんのご参加をお待ちします。
                 開催日 平成16年7月11日(日)
                 時 間 13.30〜16.00
                 場 所 プラザ5F 講義室
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