親子でリサイクル工場見学ツアー
           市民とお店PT 齊藤 綾美
 市民研究ニュース 26年5月号 再掲載
<開催日時>
  3月28日(金) 9:00 〜 15:30
<参加者>
  大人25名 子供6名
<見学先>
  キューピーマヨネーズ活ノ丹工場
  潟Gフピコ西宮選別センター

キューピーマヨネーズ活ノ丹工場
 卵のリサイクル方法を学ぶ

 1日220t(25mプールいっぱい分)の
製造を行っているキューピーマヨネーズ
伊丹工場へ見学に行ってきました。
1日80〜100万個の卵が使用されています
が、マヨネーズには【卵黄】部分しか使用
されていません。しかし、キューピーマヨ
ネーズ活ノ丹工場では、卵黄以外の部分に
おいても、100%リサイクルを行っています。

<卵白> かまぼこ・ケーキ・おかし など
<殻> チョーク・ビスケット など
<卵殻膜> 化粧品・繊維 など


 また、充填という工程において【切り落
としたボトル片】が発生します。それはレ
ジ袋にリサイクルするなど、資源を無駄な
く再利用する仕組みが取り入れられていま
した。
 キューピー工場での説明の様子
 
 
潟Gフピコ西宮選別センター
 リサイクルとは「地球への思いやり」

1.四者一体で行うリサイクル
 次に、スーパー等の店頭回収されたトレ
ーやペットボトルを回収、選別している
エフピコ西宮選別センターを見学しました。
 全国8400ケ所のスーパーマーケットか
ら1年間に19億枚のトレーが回収されてい
ます。潟Gフピコ西宮選別センターでは、
1ケ月75t(約2千万枚)のトレーの選別
作業が行われています。

<リサイクルシステム>
  食卓 【 消費者 】 洗浄・乾燥
   ↑          ↓
  販売 【スーパー】 回収
   ↑          ↓
  配送 【包材問屋】 取引
   ↑          ↓
  生産 【エフピコ】 取引・再生


 四者一体となり全員参加で行うことで、
大量のトレーやボトルがスムーズにリサイ
クルされていきます。
2.手作業で行う選別作業
 店頭回収されたトレーやペットやボトル
は、すべてが再利用されているわけではあ
りません。再生できないものは取り除き、
また、白トレーとカラートレーに分類して
いきます。この選別作業は大切な工程だけ
に、いちばん時間と手間がかかるそうです
が、手作業に従事されている多くの社員は
障害のある方で、いきいきと作業されてい
るのに感動しました。
3.リサイクル方法について学ぶ
<発砲スチロール食品トレー編>
@リサイクルできるものを選ぶ
 ・つまようじが簡単にささるもの
 ・手でわれるもの
A洗って、乾かし専用回収ボックスへ
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