立命館大学出前講座「水資源」
           エコ体験PT 生野俊介
 7月20日(月)祝日に立命館大学茨木キャンパ
スで、小幡先生の一年生クラスに出前講座を実施
することとなり、エコ体験PTは「水資源」につ
いての講座を受け持ちました。さすがに小学生相
手の「水の話」をそのまま実施する訳には行かず、
すこ〜し内容のレベルを上げて、地球の水、日本
の水、バーチャルウオーターとペット水/水道水
の比較論、といったことを20分程プレゼンしまし
た。できるだけ写真やグラフ、図表をI/N検索で
引っ張りだして大学生の関心を引くように工夫を
しました。最新鋭の設備で大変プレゼンが行い易
く、また30名程の学生諸君も真面目に聴講してく
れていた様でした。小学校よりはチト緊張感を持
ちましたが、久しぶりに知的な雰囲気でのプレゼ
ンとその後の世代間交流は楽しいひと時でした。
これを機会に少しでも水資源に興味を持ってくれ
れば嬉しい限りです。

古着のリユース・リサイクル
            水川 晶子 布deエコPT
 何もかもが新しくきれいな校舎とモダンなデザ
インに、今時の学生は学ぶ環境が充実していてう
らやましくなりました。小幡ゼミの1年生約30
名は皆、静かに熱心に話を聞いてくれました。発
表した内容の一部と、学生の意見を紹介します。
 古着(衣料品)のリサイクル率は20%だという。
ちなみに古紙は80%、アルミ缶やペットボトルは
90%もあるのに、かなり遅れを取っています。最
近になってやっと国も動き始めたそうです。企業
はというと、社会的責任(CSR)が高まりつつあ
り、その一例が衣類の下取り・回収サービスです。
 私たちの身近で店舗数も多くなじみがあるのが
ユニクロですが、古着を回収し難民などへの寄付
を行っています。紳士服の店やスーパー、百貨店
でも店頭回収を行っています。吹田市内で古着を
引き取ってくれるところを紹介しましたが、他市
でも参考になるでしょう
 企業側は販促目的で下取り・回収サービスに取
り組み始めていますが、正しくリサイクルされて
いるかは疑わしい部分があります。
 「古着を通じて自分たちができるボランティア
が、ユニクロに古着を持って行くことだとわかっ
た」と発言してくれた女子学生がいました。これ
から不要になったユニクロ製品を店に持って行く
に違いありません。
 一方で、古着を着る事に抵抗がある人はいます
か?と聞くと、男子学生が、「誰が着たのかわから
ない服を着るのはいやだ」との声。色々な考え方
があるので無理強いはできませんが、「もったいな
い」の気持ちを突き詰めて行けば、古着のリユー
ス・リサイクルにたどりつくので、今後、衣類の
循環の仕組みが進んで行けばよいと思っています。

イベントのごみゼロ大作戦
            エコイベントPT 阿部節
 新しい学舎の見学、学生たちが3Rついてどの
ような反応をするのか等、ワクワクしながら参加
しました。
 エコイベントPTは、リユース食器利用を勧め
る活動について発表しました。1998年の平安神宮
の初詣の時に出た、山のようなごみがPT活動の
きっかけです。そして2002年から「イベントのご
みゼロ大作戦」を実施。イベントでのごみは容器
ごみがほとんどです、その容器ごみを出さないた
めに、くり返し洗って使えるリユース食器を利用
する、このことによってごみの減量、資源の節約
になります。しかし衛生面で不安という声もあり、
リユース食器は衛生的であることを、もっと広く
知ってもらわなければいけないと痛感しました。
私たちにとってこの講座は、リユース食器につい
て若い人たちに関心を持ってもらう良い機会にな
ったのではと思います。
 7月に行われた祇園祭では「ごみゼロ大作戦」
にボランティアスタッフとして私たちも参加しま
したが、大学生も多く参加していました。会場に
は1名行かれた方が居られ、リユース食器を知っ
ていました。ぜひ茨木キャンパスでの学園祭では
リユース食器を使い、環境にやさしいイベントを
していただければなあと希望しています。この出
前講座を学生さんがどのように感じ、行動してく
れるか今後楽しみです。
P4  9月に戻る TOPに戻る
 .