学習支援 「ふろしきを活用しましょう」
       千里第二小学校
  市民とお店をエコでつなぐPT 打越明美
日時 2015年5月18日(月)
 わくわくクラブ 2時45分〜3時45分
参加者 4年生〜6年生 30名
 4年生14名 5年生8名 6年生8名

 事前に先生と打ち合わせをしました。風呂敷が
無い家庭もあると思いますので、風呂敷の代わり
となるくらいの大きさのスカーフや大きめのハン
カチとペットボトルを持ってきて欲しいと、お願
いしました。
 風呂敷は江戸時代から使われていたが、最近は
使われなくなってしまった。でも、いろいろな物
を包むことができ、しかもコンパクトに折りたた
めるので、とても便利な物であり、風呂敷を持っ
て買い物に行くと、レジ袋をもらわずにすむので、
ゴミの減量になり、CO2の削減、地球温暖化防止
につながることを説明しました。
 学習支援の様子
 先ずバンダナを使って、「ひとつ結び」の練習で
す。4隅を結ぶと帽子が完成。これはすぐ皆さん
ができて、頭にかぶりお友達の顔を見て、大笑い。
賑やかな教室になりました。
 続いて相対する2カ所をほどいて「真結び」の
稽古です。「真結び」は児童には、難しく2回練習
し、結んでも「縦結び」になってしまい材料によ
っては、引っ張ると簡単に解けてしまったり、ほ
どけなくなってなかなか結べません。時間がかか
りましたが、全員結べてインスタントエコバッグ
(お買い物袋)が出来上がりました。
 次に自宅から持ってきてもらった、ペットボト

ルを使ってペットボトル包みを行いました。
最近のペットボトルは525ミリリットルサイズ
が出てきて、キャップの上で持ち手となる「真結
び」をしますが、バンダナが小さくて結びにくい
のです。時間がかかりましたがこれもクリアでき
ました。ペットボトルを学校へ持ってくることは
ないかも知れませんが、自動販売機で購入した時、
冷たくて持てない。熱くて持てない。そんな時に
役立つオシャレなものです。
 学習支援の様子

こどもたちの感想
4年生
・風呂敷がウエストポーチや帽子になるとは思
 わなかった。
・とても楽しかった。特に帽子が面白かった。
5年生
・風呂敷は、物を包むだけかと思っていたけど、
 いろいろな使いみちがあって驚いた。
6年生
・風呂敷はボトル包みやテッシュカバーになる
 ことを初めて知った。テッシュカバーは家で
 試してみたい。

 4年生から6年生の児童たちの混合で、しかも
男子が多く、風呂敷の結び方に興味を持ってくれ
るだろうか・・・、おとなしく話を聞いてくれる
だろうか・・・心配でしたが、先生の適切なご協
力もあって風呂敷の結び方を覚えようと頑張って
くれました。うまく結べた時の喜んでいる姿を見
ていると嬉しくなって、また他校からの依頼があ
れば講習を引き受けたいと思いました。

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