平成27年度 研究実践交流会
はじめに(エコ体験PT 生野俊介)
 27年度の実践交流会が6月13日(土)の午
後1時から4時に開催されました。本年度は市民
研究員22名、主担研究員2名、プラザから5名、
の総勢29名の参加でした。会場は内田先生のお
計らいにより関西大学千里山キャンパスとなりま
した。同大学は、大分伐採されたもののまだまだ
緑が多く、広々としたしペースで、周辺も住宅街
であり、恵まれた環境で学べると感じます。立派
な大学の教室には中々入る機会がなく、研究員の
皆さんには貴重な体験となったのではないでしょ
うか。交流会終了後は大学内のレストラン「チル
コロ」で懇親会が開催され、交流会では言い足ら
なかったこと等話が弾みました。以下、各チーム
の報告内容や感想等を掲載します。
 
布deエコPT(辻 千代子)
 本年度のテーマとして、布の再利用の方法を調
査・研究し、出前講座や環境学習支援のための新
たなプログラムの開発と効果的な指導方法の研究
を上げていますが次のような内容で報告しました。
★現在の進捗状況
1)5月17日にくるくるセールでフリーマーケッ
 トに応募・出店し、布をごみに出す前にどのよ
 うな、手段で減らせるのか調査した。
2)小さな布でも使えることを考え日本の伝承文
 化でもある「お手玉」を研究中である。作り方
 説明書を1枚のシートに作成中である。
3)布ぞうりの作り方研修を再度行った。5月23
 日プラザで行い今後の出前講座に大いに参考・
 役立てることになった。
4)環境のことを伝える時大人向け、児童向けに
 「解りやすく」をモットーにお話し出来るよう
 にシートを作成中だが事務局や所長に提出、加
 筆修正して貰うことが大切である。
★活動で気づいたこと
 環境学習支援では事前の打ち合わせが大切であ
り、行く時は一人より二人ぐらいで行くほうが良
い。理由は聞き漏れやお互いのスキルアップにも
つながる。
 フリーマーケットを再度行いたい。お店当番を
 
各メンバーが体験し共有したい。そうすると各自
がフリーマーケットについて語ることができ、話
題豊富になる。
 研究所が行なう行事に率先参加し、その中から
得たものを解りやすく分析し説明出来るように手
直しするのが良い方法と考えた。
 以上のような報告をしたが、ディスカッション
では思ったよりなるほどと評価され、胸をなで下
ろした。

エコイベントPT   阿部節
 初めて交流会に参加しましたが、各PTの発表
を聞き、新たなメンバー加入を希望している事に
共感した事や、班の中で他のPTの方と交流を図
り、違った視点で環境を考えることが出来とても
有意義でした。
 私たちのPTは「環境に負荷を与えないエコイ
ベントにするための方策の研究と普及」がテーマ
です。吹田市内のイベントで、分別回収、リサイ
クルできるエコトレイやリユース食器の導入を働
き掛ける、楽しんで取り組めるエコクイズを実施
するなど、活動しています。そして、リユース食
器の助成制度についても調査研究しています。
交流会では幾つか疑問、質問が出ましたが、時間
がないという事で、その場で多くは答えられず残
念な思いが残りました。『なるほど!』では「リユ
ース食器貸し出し施設があるのはよい」、「子ども
向けエコクイズは環境意識を高めるメニューとし
てよい」等、ありました。リユース食器のPRや、
色んな年齢層に興味を持ってもらえるエコクイズ
をさらに研究していきたいと思います。

手作りおもちゃと環境PT  綿谷  一
 初めての実践交流会に出席しました。どんな方
法で交流するのか、強い関心を持って参加しまし
た。前半は、布deエコPT、エコイベントPT、手
作りおもちゃと環境PT、の3PT、後半はエコ体
験PT、効果的な施設案内PT、市民とお店をエコで
つなぐPT、温暖化と生活PTの4PTの合計7PT
のリーダーが1)テーマ2)活動内容3)進捗状況4)
気が付いたこと5)何を考えたか5項目について発
表がありました。
 今年4月から市民研究員になって、各PTの活
P2 →P3に続く  7月に戻る TOPに戻る
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