〜人に教えるスキルアップを行なう 「布ぞうり編」〜
                               布deエコPT 辻 千代子
足裏に刺激を与える布ぞうり作り (プロセスを大切に!! 自ら企画し研修を行なった。
日時・平成26年6月22日(日)午後
場所・竹見台公団自冶協議会
材料・いらなくなったTシャツ2枚
人数・22名

 見た目に楽しく肌ざわりがやさしい布ぞう
りを愛用する人が増えています。私たちの布
ぞうりは、荷造り用のロープを芯にして、い
らなくなったTシャツ2枚を紐状にハサミを
入れて編んで作ります。履き心地がふんわり
としてフローリングでもパタパタと音がしな
いので好まれています。
 これをごみ減量につなげて出前講座を行な
いますが、メンバーの入れ替わりで、自分が
使用するものは編めても人に教える自信がな
く、講座を依頼されてもお断わりすることが
ありました。月に2回行う定例会でリハーサ
ルを行い上達はしたけれど、指導力に欠ける
状態でした。そこで、講座依頼のあった竹見
台公団自冶協議会の代表者にお願いし、講座
をしつつ布ぞうり作りの指導力アップと研修
の場を設定しました。定員オーバーの22名に
研究員は5名体制で始まりました。  
 布ぞうり作りの楽しさのひとつは、色の組
み合わせで色合わせによって、カラフルにも
シックにも、 いろいろな表情の布ぞうりを作
ることができることです。
 布ぞうり講座の様子 「指導がはじまりました」
 
 
 どんどん質問が飛び交う熱気あふれる研修
講座が始まりました。布ぞうりは編み初めの
3段が解りにくいだけで、あとは編むだけで
進んでいきます。
 アクシデントが起こりました。ロープを固
定している吸盤が机に少しの時間は付いてい
るが、外れてしまうのです。原因は、机が梨
地加工になっていて、空気が入るためでした。
布ぞうり講座 「素敵な作品」仕方がないので、ガラス
窓に吸盤を取り付けて
作業を続けました。
 あっという間に時間が
たち、出来上がった人や
片方と半分の人、いろいろ
です。教え方が上手なのか、
もっとやりたいとのご意見も出ました。
紐 過日また集まっているとお聞き
し、覗いてみると「2足目ですよ」
とか紙袋からの紐を集めた人や
(前つぼ分)前向きの方々に
出会いました。   紐を集めた→

<研究員の研修感想>
・Tシャツの厚さも違うので切る幅は違って
 も良いことが解った
・一人で5人位は指導出来ることが解った
・鼻緒の色柄を見てあげることができた
・材料があるので忘れないように家族の分も
 編むことにした。
・指導する自信が付きとても楽しかった
・もっと多くの人に布ぞうりを広めたい。
・教えることに醍醐味を感じた。
・ていねいに指導ができました。
・面白くて皆に編んであげたい。  以上

P2  8月に戻る  TOPに戻る