1年の計は・・
    新しい年に際して


          主担研究員  土屋 正春
 新年明けましておめでとうございます。 旧
年からは皆様の活動と機会を共にすることが
格段に増えましたので、いろいろと教えて頂い
たり、疑問をぶつけてみたり、私自身にとって
も「発見の年」でした。
 そうした観察とやりとりを重ねて強く感じ
たのは、今のスタイルに皆さん自身がある種の
「カベ」を意識しているということです。その
要因が学習支援にかかる時間にあるのですが、
子供相手の時間が楽しくて仕方がない、という
善玉菌に勝てないままでいるため、「カベ」に
は負けが続いているわけですね。
 この宿敵に勝つには、チームの戦力増強を図
ること、研究活動の青写真をこれまでよりしっ
かりと描けるようにすること、この二つがカギ
になると考えますがいかがでしょうか。 その
ためにも、お互いに顔を合わせる機会をもっと
もっと増やして活発な組織作りを進めましょ
うよ。皆さんなら、きっとできます!!

            主担研究員  三輪信哉
 あけましておめでとうございます。
 昨年8月にスリランカに旅行することができ
ました。インド大陸南端に位置するスリランカ
(光り輝く島)は北海道よりやや小さい6万5
千平方キロに人口2千万人が住む国です。20
09年に26年続いた内戦が終結して平和が
もどり、紅茶や宝石、6つの世界遺産と、今後、
観光などの発展がみられそうです。島にはお釈
迦様の歯が祀られている仏歯寺があり、仏歯を
載せた像をはじめ多くの像が街中を練り歩く
ペラヘラ祭りを見ることができました。仏歯の
前で若い男性も女性も静かに瞑想する姿に、仏
教が生きている姿を見る思いでした。GDPで
は日本の12分の1ですがゆっくりと時間が
ながれ、お金とはちがう価値が広がっているよ
うに感じました。物とお金が集積すると心が減
るのかもしれません。(高度経済成長時代に生
まれた私以前の)昔の日本人は米にも人の手が
八十八回手が加わっていると感謝で頂いたそ
うです。「物に心を添えて人に届ける」大事を
思います。
 そのようなことで、本年もどうぞよろしくお
願いいたします。

                研究所長 北 啓二
新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお
祈り申し上げます。
 さて、昨今、様々な調査結果を見ると、市民
の環境に対する意識の高まりが見られます。昨
年、環境省が行った調査によると、「節電等の
省エネに努める」「できるだけごみを出さない
ようにする」「節水に努める」「分別してごみを
出す」等で肯定的な回答が8割を超えています。
総じて、市民が日常生活において環境に配慮し
た生活を実践していることが伺われます。ただ、
その調査でも男性と女性を比べると男性の、年
代別に見ると20代から30代の意識・行動が
低いという結果になっています。また、別の調
査では意識はあるが行動が伴わない人が多い
とか、環境問題解決のために現在の生活水準を
落としたくないという人が5割ということも
出ています。今後、啓発を行う上で考えていか
ねばならないことであることを表しています。
 ところで、昨年の12月17日の吹田市議会
委員会において、(公財)千里リサイクルプラ
ザがこの4月からの向こう3年間、吹田市資源
リサイクルセンター(くるくるプラザ)の指定
管理者として引き続き種々の事業を展開して
いくことが承認されました。
 指定管理者として、利用者の平等性の確保、
個人情報の保護、積極的な情報公開、施設の利
用促進、安全対策、企業等との連携促進等に留
意しつつ、環境問題全般を視野に入れながら、
快適な生活環境づくりと循環型社会の形成に
向けて努力を傾注してまいる所存です。主担研
究員や市民研究員の皆さん並びに関係各位の
ご支援、ご協力をお願いしまして、新年のごあ
いさつに代えさせていただきます。
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