第4回 環境問題基礎講座 (紙すき体験)
              平成25年11月21日(木)
                                    エコ体験PT 西森健生
 今回の環境問題基礎講座は 吹田市のごみ
減量推進員46名の方と、シニア環境大学の
方を併せて53名の方が参加されました。
 はじめに、プラザからプラザの事業内容の
説明を聞いていただき、その後2班に分かれ
て、@紙すきとA各工房・破砕選別工場見学
を行っていただきました。@の紙すきは、我々
エコ体験が担当しました。
 紙すきは、ほとんどの方が初経験でもあり
紙すき体験の様子戸惑っておられ
ました。しかし、
紙パックの中か
らのパルプを
取り出す体験
や、すき上げる
体験を経るにつれ、思い思いのはがきが出来
上がる頃には、ほぼ理解されたものと思って
います。
 そこで、ごみ減量等推進員の方々には そ
れぞれの地元に帰られたら、ぜひ、紙すきを
地域の活動の中で企画していただきたいとお
願をしました。
 また、シニア環境大学など参加市民の方々
には、このような形で自分の街に何かをする
そのお手伝いが出来ればいいがと願っていま
す。
 我々も小学校などへ出かけ、出前講座とし
紙すき体験の様子て紙すき等やっ
ています。そこ
でも紙パックを、
なぜスーパー
・公民館などへ
持っていくのか、
 
明確に理解している子供が少ないことに気が
付きます。
紙すき体験の様子 学校で紙すき
をやるときに
「紙パックはスー
パーなどへ持っ
ていきますか。」
という質問に、
「うちのお母さんは魚など切るときに、まな
板の代わりにしています。」「燃えるごみに出
しています。」というような残念な返事が少な
からず返ってきます。やっぱりこれは大人と
いうか、社会の責任ではないでしょうか。親
が持って行くから私も持って行く。学校の先
生が持って来いというから持って行く。
 今回の基礎講座のこの企画で、ごみ減量推
進員や社会の皆さんに、紙すきの意味をさら
に深く知っていただくことができましたので、
我々の紙すきをもっと利用・活用していただ
けたら大変ありがたいと思っています。
紙すき体験の様子 その結果とし
て、楽しく紙すき
をする意味が倍
増すると考える
のは、私だけで
しょうか。是
非、夏休みなど子供たちと触れ合う目的のイ
ベントには、紙すきを計画し、プラザへ出前
講座の依頼をしていただきたいと願っていま
す。出かけましたら、我々は皆さんに最大限
楽しんでいただけるよう 頑張ります。
 是非 我々に声掛けをお願いしたいもので
す。
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