手作りおもちゃの環境学習支援
                       手づくりおもちゃと環境PT  綱島 勇
 10月16日(水) 午後2時15分から1時
間、吹田第一小学校で牛乳パックを利用し
たヘリコプター作りの指導を行いました。
 同校エコクラブの4〜6年生の児童20人、
担当教諭2名。我々プロジェクトチーム(P
T)から市民研究員3名、我々を指導して
くださっている主坦研究員の土屋先生も参
加してくださいました。
 同校では、今年度3回環境学習支援とし
て手作りおもちゃを指導します。
 今回は第一回目、我々PTの活動主旨に
ついて話をしてからスタートしました。
  手作りおもちゃによる学習支援の様子
 児童たちの纏まりもよく、担当の先生も
協力的で児童たちへの指示もしっかりなさ
れて時間通り終了することができました。
 土屋主坦も積極的に子供たちに接して指
導していただき助かりました。
 できたヘリコプターを飛ばして楽しんでいる一コマ

終了後、感想を求めたところ、「楽しかった」
「捨てる牛乳パックで楽しいおもちゃ作り
ができるとは思わなかった」等の発言があり、
我々にとってうれしい言葉でした。
 最後に、家庭でも作ってみたい希望者に「作
り方マニュアル」を配布して終了しました。

 今年度、現在まで吹田第一小学校を含め、
4小学校で10回の環境学習支援を実施して
います。支援に先立ち担当の先生方と事前
打合わせをします。中でも作業台での児童
の班分けを4〜6年生の混合班にするよう
お願いしています。作業の遅速に個人差が
あり、規定時間内に充実した支援を終える
には児童同士の手助け、先生の手助けが必
要で、その話し合いが大事と考えています。

 前期に支援を実施した3校(9回の支援)
でアンケート調査を実施したうちの一つ

●家でどんな話をしますか」の設問に・・・
 ・廃品を利用しておもちゃが作れたこと
            43/64人 67%
  ・話はしない    12/64人 19%
●家でも作ろうと思いますか・・・
 ・思う         30/62人 48%
 ・思わない      11/62人 18%

以上の結果から我々PTがテーマとしてい
る「ごみの減量化と環境問題の啓発」につ
いて、子どもたちが経験したことは記憶と
して残ると考えられますが、子どもから親
への発信にもう少し努力をする必要があり、
「おもちゃの作り方マニュアル」の活用の
仕方が重要と考えています。
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