千二地区「子どもカーニバル」2011/5/15 〜リユース食器を利用して〜
                                 千里第二小学校PTA会長、山川秀一
 リユース・リサクイルステーション 様子 子供達がカップをすすぎます
 千里第二小学校では毎年ゴールデンウィーク明けの日曜日に青少年対策委員会が主催して「子どもカーニバル」を開催しています。各自治会と各種諸団体、千二小PTAが模擬店を出し、千二小PTAのブースでは焼きそばと隣の自治会さんではフランクフルトを出しました。以前は使い捨てのお皿を使っていましたが、5年前からくるくるプラザさんのリユース食器を利用しています。
 リユース食器を使う前は、割り箸、プラスチックのスプーン、紙のカレー皿、残飯と分別してゴミ箱を作り、途中に何度もゴミ袋を入れ替えていました。その作業をしてもらう要員は必要だし、中には分別しないで捨てる子どもや大人がいたりして大変でした。終了後もゴミをカラスの被害から防ぐためにビニールシートで覆い被せるなどの対策を取らねばならず大変な思いをしておりました。このような大変な思いというのは、お祭りに来ている子どもたちや親御さんたちにはわかりません。主催する側に立って、やってみてはじめてわかることなのです。
 ゴミ処理問題に頭を抱えていくなかで、リユース食器を使ってみようということになりました。実際に使ってみると、リユース食器は入学前の小さな子どもたちでも使いやすい大きさで良かったと思います。この取り組みを重ねる中で、マイ箸・マイカップを持参することが、子供たちと大人の中に根付きつつあるとも感じています。中には「食器に入れずにフランクフルトにケチャップ付けてそのままちょうだい!」という子どももい
 
 
リユース食器 カップ700個  皿1400個 焼きそば等にはカレー皿を使用
て、それはそれで食器を洗う洗剤の節約になるからいいか?と感じた場面もありました。
 新聞にこんな記事が掲載されていました。日本水連が国際オリンピック委員会(IOC)の第2回スポーツ環境賞を受賞しました。水連のエコ活動の1つ「マイボトル、マイカップの普及促進キャンペーン」が評価されたとのことでした。水連主催の大会で、飲料水用のペットボトルの配布をや
め、再利用型の大きなタンクボトルを置き、選手らはマイボトルか、1人につき1日1個の紙コップに水を注ぐというものです。これにより1日平均約6千本のペットボトルが削減できたそうです。そういえば、「子どもカーニバル」の準備でも同じようにタンクにお茶を入れて、紙コップにお茶を入れてリユース食器利用の様子飲んでいました。身近に簡単にできることがまだまだあり、地道に、みんなで取り組む必要があると感じております。

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