市民研究員募集展 
            市民研究員 伊藤千鶴
 平成22年9月6日(月)〜10日(金)の5日間、吹田市役所 正面ロビーで千里リサイクルプラザ 研究所の「市民研究員募集展」が行われ、私は初日(午前)の当番となりましたが、市役所へ来る人はどの人も忙しくして帰るのでなかなか立ち止まってくれない中を何とか展示場に立ち止まってもらう工夫をし「あついですねぇ」から始まり、リュース食器の前では「紙コップと違い、これなら無駄にならないネ」とか、布ぞうりを手にされた方は「家で眠っている衣類がこんなふうにリサイクルされるなんて!」と、ごみになる前に最後まで使い切ることに感心されて、そんな会話の中から、午前中は1名の方が研究員に登録して下さいました。
 EM菌(注1)のところでは専門家?と思われるような質問に私達研究員はもっと勉強しなければと再認識致しました。そうしているうちに阪口市長も職員数名と会場に来られて市民と一緒になりパネルなどを見ては熱心に意見交換をしていただき何か温かいものを感じました。
  市長と市民が温暖化の会話中!
   市長と市民が温暖化の会話中!
 私も、よちよち歩きから学校の環境学習支援授業にも参加できるようになり、家族にとっても大きな喜びで、ライフスタイルもだんだん変わってきました。次の風呂敷包みのステップともなった今回の募集展!素晴らしく思いました。
(注1)EM菌とは、200号でも関連記事を掲載していますが、有用微生物をさし、主に光合成菌・乳酸菌・酵母などで構成されています。
 
          市民研究員 濱崎千津子
 私は初日(6日)の午後の当番を受け持ちましたが、日時の早さにびっくりです。昨年の私の入会時を振り返りながら、新しく申し込んでもらえるように精いっぱい来庁者に研究員としてお声をかけました。
  吹田市庁内の展示の様子
 パネルを見ている方への対応は未熟な私ひとりではまだまだ無理でしたが、先輩が上手に誘導してくれたお陰で、興味を持って下さった方に出会い、研究員になりませんか?と勧めました。その方は毎日忙しい中にもエコを意識して生活している親子(母、娘)で、「いつもエコのことを考え実行しているよ」と会話していた方でした。「傘でのマイバックも作ったよ」、「いらない布はガス台のお掃除に使っているよ」と話され、プロジェクトの先輩が間髪を入れずに研究員の登録を勧めましたところ、お母様が布deエコを希望されて娘さんには伝授する形になり、非常に嬉しかったです。
 私の実働9カ月を振り返り、はじめの3カ月は見習い期間でした。親切な「布deエコ」の先輩に支えられて、同期3名は現在も仲良く、たのしく研究員として活動しています。その後、研究所が開催した講演会に参加された方1名が加わり、4人は出前講座や環境学習支援にと先輩に連れて行ってもらっています。とても楽しいです。新しく入会された方も早く技術を習得し、エコ活動の多方面に参加しながらエコを身に付け、普段着のエコ活動を実践出来ればいいなあ!と感じ、仲間が増えたことが本当によかったです。
P3  10月に戻る  TOPに戻る