〜インターンシップを経験して〜  
大阪経済大学 経済学部 3回生 木村 亨

 8月18日から8月23日の6日間において(財)千里リサイクルプラザで、インターンシップ(企業実習)として活動させていただきました。
 1日目の徳野局長におっしゃっていただいた「このインターンシップでは狭い事柄を学ぶだけではなく、そこからより広がった事柄も考えてほしい。また考えられるようになってほしい。」という言葉を胸に活動させていただきました。
 活動の主な内容は集まった家具や衣類などの移動や整理、年に数回行われるイベントのチラシやパンフレット作成などのプラザ事務局の業務、各工房での補助や体験、イベントの「夏休みフェア」の補助でした。また幸運にも吹きガラス工房での業務では、ガラスコップ作りを体験させていただいた上に、そのコップをいただきました。
 3日目はリユース食器の洗浄、整理業務でしたが、僕はそのとき初めてリユース食器貸し出し活動の存在を知り、もっと広まればいいなと感じました。
 6日間こちらで活動させていただいて、施設に来られている市民の方々のリサイクルに対する意識がすごく高いと感じました。各工房でリサイクル品を作成されていることにおいても感じましたが、驚いたのは市民の方が「サスティナビリティ」という言葉を使用されていたことです。この言葉は僕自身大学の講義で初めて耳にしたものなので、かなり専門的な知識がないと出ない言葉だったからです。
 また毎日朝早くに電車やバスに揺られ1時間以上かけて通勤することが最も苦に感じました。これを数十年間続けてきた両親のすごさが改めて分かりました。(笑)
 プラザで行われているリサイクルを中心としたさまざまな活動が、さらに日本中に広がっていくことを望むと共に僕自らリユース食器を使用しごみの減量に貢献したいと思います。

 
 
大阪経済大学 経済学部 3回生 細谷隆将

 今回インターンシップ生としてお世話になりました、細谷隆将です。私がなぜ千里リサイクルプラザを選んだかというと、昔から物造りが好きで実習内容に興味があったことと、近年の世界規模で繰り広げられている環境問題について実際の現場はどのようになっているのかということに関心を持ったので選びました。
 実際に働いてみて思ったことは、数少ないとても良い施設だと思いました。何故かと言うと、私の地元にはリサイクルプラザのように電動のこぎりや工具、さらに教室まで開放してくれる場所もなければ、ゴミ処理工場が隣接している所がないからです。このような場所があれば子どもたちは喜ぶと同時に環境について感心を持つきっかけが生まれると思いました。
 今回のインターンシップを通じて感じたことは、「リサイクルする事は気持ちよくて楽しい」と感じました。各工房の体験やあげます・もらいますコーナーの準備などで、吹きガラスのコップが出来上がったときや、あげます・もらいますコーナーの中から自分の気に入ったものを見つけたときなど、それまでゴミやいらないものだった物が突如自分にとって良いモノになるという感覚は新鮮に感じました。
 最後にご指導下さった職員の皆さん、親切に対応して下さった市民研究員の皆さん6日間というとても短い期間でしたが、お世話になりました。これからは一層分別など意識付けを周りにもしてもらえるように頑張ります。本当にありがとうございました。


P7  9月に戻る  TOPに戻る