ごみの減量につながる3R地域活動について
(廃棄物減量等推進員の地域活動例―エコイベントのすすめ)
〜第4回島本町廃棄物減量等推進員研修会に参加して〜
イベントのごみゼロPJ 鈴木和子
  会場様子
 昨年の11月に、島本町の「しまもと地域住民環境調査 第7回まつりのごみ」の講座に大澤さんが講師で招かれました。その時の話が、廃棄物減量等推進員の地域での活動の参考になるのではないかということで、今回は廃棄物減量等推進員を対象とした研修会でも講師を務めることになりました。私も以前吹田市の廃棄物減量等推進員を経験したことがあり、島本町ではどのような活動をしているか関心があり、同行しました。講演の内容は、主にイベントのごみゼロPJで取り組んでいる「イベントのごみゼロ作戦」を紹介しました。エコイベントをすすめていくにあたって、『ごみ減量の3R』が重要で、特にこれからはリデュース、リユースに力を入れることが大切だと説明しました。また、地域で最初はわりばしの回収から始めた例をあげ、自分たちで取り組めることから少しずつ始めることが成功の秘訣であることを伝えると、皆さんほっとしたようでした。
 このほか、五月が丘地区でのクリーン作戦、道路の美化活動での廃棄物減量等推進員としての活動や、生ごみ119番救助隊や
  
 

会場様子
マイバック推進活動などについても紹介しました。
 参加者は30人で、40代から70代の幅広い年齢層の方々が集まり、熱心にメモを取ったりされていました。また質問や行政に対する要望などが出されました。終了後「大変刺激的なお話をありがとうございました」とお礼を言いに来られた方がいて、島本町でも、この研修会をきっかけに少しでもエコイベントに取り組まれるところが出てくれればいいなと思いました。
 吹田市では、エコイベントへの取り組みが島本町に比べて進んでいますが、ここ2,3年は新規にリユース・リサイクルステーションを始めたところが少なく、私たちも今後どのように取り組んでいくべきか検討中です。今回の研修会に参加して『出来るところから少しずつ』を様々なところで広めていくことが大切だと改めて感じました。私たちも初心にもどり、さらに活動していきたいと思います。

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