しまもと地域住民環境調査 「まつりのごみ」 イベントのごみゼロP 大澤浩子
会場写真 参加者は町民と職員約20人ほどでしたが、応募してきた方たちだけあって大変熱心で、講義のあと10分ほど質問時間を設けてありましたが、(続く→)
 11月3日文化の日に、島本町都市環境部環境課主催の「しまもと地域住民環境調査」の「第7回まつりのごみ」に、NPO法人 環境市民より講師の依頼がありましたので出かけてきました。
 「しまもと地域住民環境調査」とは、今年度5月から2月までの10回にわたり地域の環境問題を住民と一緒に調査してまわり、この事業をもとに、地域住民と行政との協力の機会を広げ、かつ地域の環境の実態を調べ、来年度以降の環境基本計画策定の基礎的な資料にしようという事業です。

 当日のスケジュールは、午前中に私から「リユース容器を用いたイベントごみ削減の取り組み」と京都府立大学 生命環境科学研究科准教授 山川肇さんの「寝屋川市・京都市でのごみ組成調査の概要と、調査手順」のレクチャー、午後は当日実施されている「文化祭」の模擬店で午前中に発生したごみを回収し清掃工場の駐車場に運び、そこにビニールシートを敷き、その上でごみを広げて簡単な組成調査を実施しました。
 清掃工場駐車場でのごみ組成調査の準備

 
(→続き)次から次へと質問が出て、大幅に時間をオーバーしてしまいました。
「国や企業を変えたら一発や」という意見が出ましたが、国や企業を変える活動はもちろん重要ですが、小さな歩みではあるが、私たちが当事者意識を持って身近なことから実践していくことが社会を変えていく力になるのではないでしょうか?

 午後の組成調査の作業は私たちも初めての体験で大変興味深いものでした。受講者全員で最初に大まかにプラスチック、紙などをわけ、次に同じものでも用途別に細かく分別しました。容量を図るのに90?のごみペールを用いていたのは参考になりました。分別前と同じ容量にして下さいと言われましたが、分別するとどうしても容量が小さくなってしまいました。やはり発砲スチロール容器が多いことに皆気付きました。分別体験を経験し、"ふりかえり"では、何か自分でも行動を起こしていきたいという発言も出て心強く思いました。
 ラーメン屋さんのテントの食べ残しのバケツ  うどん屋さんのテントのごみ箱
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