「生ごみの堆肥化体験」家庭でできる生ごみの 実践方法〜環境問題基礎講座を受講して
                  
                                      すいたシニア環境大学7期生 井上衣子
 8月12日(火)、千里リサイクルプラザ主催の環境問題基礎講座「生ごみの堆肥化体験」〜家庭でできる生ごみの実践方法〜を受講しました。
 ごみの約3分の1を占める生ごみを減らすことができれば、全体で見ても効果的なごみ減量になります。市民・事業者・行政の協働とパートナーシップにより、それぞれが生ごみの減量とリサイクルを推進することが求められています。
 ほとんどの生ごみは焼却処理されますが、焼却は大量の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素は地球温暖化の原因の一つです。一般家庭の調理くずなど生ごみを堆肥化し、出来上がった土壌改良剤を土に戻すことにより植物を育て、環境への負荷を減らせます。資源循環の啓発への取組みにより地球温暖化防止に貢献できます。一人ひとりの心がけが大切です。堆肥化は持続可能な社会づくりの推進に大きな力となります。誰でも簡単に生ごみのリサイクルを楽しみながら、良質な土を利用した農薬や化学肥料に頼らない安全な家庭菜園の普及に一役を担うことが可能です。わたし達が自分の頭で考え実践することが求められているのです。
 講座の様子(机上はダンボール式堆肥化など現物説明)
 講師陣は失敗談も交えながらダンボールの中で生ごみが消える感動と驚き、臭わないようにする工夫や秘訣を、それぞれの方法ごとに分かりやすく話されました。受講生も実物を手にとって発酵している暖かさを体験したり、臭いを嗅いでみたり、熱心に具体的な質問をする人もいて、堆肥作りへの関心の高さが伺えました。わたしも、自らできる身近な取組みを考え、行動していくことが重要であることを改めて認識することが出来ました。


☆印刷版でこの下にある原稿は同じ記事原稿とP4-P5接続しました。
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