大阪学院大学〜学生から学生へのメッセージ〜
環境にいいお店プロジェクト  
   市民研究員 齊藤綾美  
 7月7日、七夕の日。市民研究員になって初めての行事があった。それは、大阪学院大学での出前講座だ。学生の私が、学生へ発表する。こんな機会はめったにないだろう。だからこそ、本当に貴重な体験をさせてもらえるのだが、同時に不安があった。
「まだ、プロジェクトに入って浅い私が、プロジェクトの説明ができるのだろうか?」
「学生にメッセージを送ることができるのだろうか?」
もちろん、事前にリハーサルも行った。
 

るので身近に感じることができた。
 次に染色さん。「私だけの、世界に1枚しかないもの」という点が魅力だと思った。ごみと思われ、捨てられるものにこんなにも染める力があるとは思っていなかったのだ。何より不思議だったのは、同じもので染めたとしても媒染液によって色が変わってくるということだ。木酢液で実験されておられたので、ぜひ機会があれば竹酢液でも実験をしてほしいと思った。
 最後に、手作りおもちゃさん。「ぶんぶんごま」を体験することができた。まだ幼かった頃、給食の牛乳キャップを使って作った記憶がある。だから、すごく懐かしかったし、面白かった。だが、いざやってみると、なかなか回せないのだ。そんなとき、手を取って丁寧に教えてくださった。回ったときは、すごく嬉しかった。あたりを見渡してみると、寝ていた学生も夢中になってやっているのだ。学生皆が、小学校時代に戻っていたのではないだろうか。授業のまとめに入っても、まだやっていた程だ。
 大阪学院での講義「ぶんぶんごま作成」
〜「ぶんぶんごま」って簡単に回らないね〜
 私は大学で、総合科目をとっていない。内容に関心がもてなかったからだ。だが、この様に自分のいる地域、吹田市の事例を基に学ぶことができる授業なら、ぜひ取ってみたいと思う。大阪学院大学の生徒が羨ましいと思った1日でもあった。
 本当にすばらしい、二度とない体験をさせてもらったことに感謝したいと思う。
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☆印刷時HP上でのページ設定余白5mm
 
「大丈夫。当日頑張ってね。」
という言葉をもらったものの、不安はぬぐいきれずにいた。
 当日、始まる前から迷子になるというハプニングが起こった。大阪学院大学は広かった!!
 いざ始まってみると、やっぱりすごく緊張した。早口になっていただろうし、持ち時間15分との事だったが、余ってしまったのが現実だろう。だが、横には同じプロジェクトの福田さんがいてくれ、目の前には市民研究員の方々が暖かく見守ってくれていた。だから、最後まで頑張ることができたと思う。終わってからも、
「よかったよ。」「お疲れ様」
と、暖かい言葉をたくさん下さった。私は、
「頑張ってよかった。」
「やらせてもらえてよかった。」
と感謝の気持ちでいっぱいになった。
 学生の方が、どのように受け取ってくれたのかは判らない。きちんとメッセージが伝わったのかなど、全く持って判らない。だが、何か伝わっていれば幸いだと思う。身近なことから、自分たちの出来ることから始めていってほしいと思う。
 この講座を通して私は、他のプロジェクトさんの活動内容を知ることができた。
 まずは、ごみゼロさんのリユース食器。実は、大学の学際でリユース食器の導入が行われてい