「一歩前進」〜リフォームフアッション・ショーに参加して〜
松本 蔦子       
日時:平成19年5月20日(日)
会場:くるくるプラザ −マルチホール−
 初めての体験に胸躍らせ、恥じらいもなく自分の作品を持参し会場へ足を運びました。着替え室に入り、皆さん方の親切にはホーッとしました。
 そして、リハーサルが始まり、舞台の袖の可愛いお花に勇気づけられて、矢印に沿って何度も練習しました。ファッションショー本番には胸がドキドキしましたが、流れてきたBGMを聴き、その時にパッと蘇えったことが次のことでした。
 夫の会社の親睦会があり、同伴出席とのことでした。8月で暑い最中、紗の着物を新調しましたが、長男が熱を出し出席できなくなり、その時はとても残念でした。

 リフォームフアッション・ショー
 その後1999年サン・ビスタ号に乗船し、アジアリゾートの旅に出かけました。最後の夜、船長主催のパーティーでこのリフォームする前の着物を、披露することができ、他国の人々が大変喜んでくれました。しかし、その4ヵ月後にこの船がマラッカ海峡
  
 
 

の夜、船長主催のパーティーでこのリフォームする前の着物を、披露することができ、他国の人々が大変喜んでくれました。しかし、その4ヵ月後にこの船がマラッカ海峡で火災を起こし沈没してしまいました。(記憶に残っている方もあろうかと思います)。また津波のため、あの美しかった島が波に飲まれ、多くの人が亡くなりました。はかないものですね。リフォームフアッション・ショー
私のこんな思い出を知ってくれているのは、ファッションショーで着ているリフォームされたこの洋服です。思い切ってリフォームしてホント良かったと思っています。着物にも思い出があり、ごみとしては出すことはできません。くるくるプラザとの出会いで目の前がパアッと明るくなり、年齢を忘れ楽しい中にも少しの緊張感が溢れた、たった半日の出来事が過去を思い出し「一歩前進」しました。

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ファッションショーに参加して、くるくるプラザの出前講座をもっともっと広めることが、一つしかない地球を守る手立ての一環と思いました。
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☆印刷時HP上のページ設定A4余白5mm。