しみんけんニュース No156
10月13日(金)と14日(土)の2日間、JR吹田駅前でアジアンフェアが開催されました。昨年は2日間で延べ約2万人の人出だったそうです。今年も晴天に恵まれたので、かなりの人が集まりました。
年々、広がるリユース食器 目玉の一つは、各国料理の屋台です。ここでは毎回(財)千里リサイクルプラザのリユース食器を使用しています。今年は3,730客分の食器、1,000客分のはしやスプーンを用意しました。
ごみ箱不要3回目ということで、前2回のデータをもとに各店舗の売り上げを予想、過不足のないように数を揃えて事前に食器を貸し出しました。
 会場は駅前のさんくす広場。一目で見渡せるこじんまりした広さです。ステージと客席が設けられた向かい側に屋台が一列に並び、ごみや食器を持ち込むリユース・リサイクルステー
リユース食器を使うと…
店舗は @イベントの主催者が、リユース食器を使うことで、お客さんに環境問題への意識が高まる。Aごみで店舗があふれず、清潔さも保てる。
お客さんは @食器回収所に立ち寄ることはそれほど手間ではない。Aごみが減っていい。B使い捨ての容器よりも、リユース食器のほうが使いやすく安定する。
 
   
   
ションは本部受付の脇。食器はステーションまでお持ちください、という注意書きは屋台の店舗ごとに掲示され、会場で配られるチラシにも書いてあります。
リユース食器そのかいあってか、来場者はほとんどの人が食器をステーションに持ち込んでいたようでした。
来場者には、食器を返却することに抵抗はないように見えました。店舗側が前もってリユース食器を準備したこと、来場者に注意書き等でシステムを知らせたこと、ステーションがわかりやすいことが混乱しない要因だったと思います。
2日目の夜になっても会場にごみは目立たず、ごみ箱周辺もきれいでした。これはリユース食器の効果だと思います。
来場者にとってもごみの少ないイベント会場というのは気持ちのよいものですから、フェアの印象にもプラスとなったことでしょう。すいたアジアンフェアが今後も回を重ね、リユース食器の定着がさらに進むことを願っています。
  これからの課題は・・・ 
食器の足りなくなった店舗は、使い捨て容器を使う…ごみが増える。
→食器の数を増やす。洗浄機、洗浄車の利用。
☆ 各店舗で独自の回収をすると、最後に回収所にたくさんの食器が返ってきて大変。常に回収所の利用を。

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☆HP上の余白設定5mmです。
 
 
第3回すいたアジアンフェアに行ってきました!
(情報紙「くるくるプラザ」編集スタッフ 竿山悦子、押賀美穂、三輪淳子、天野徳隆)