祭りとごみ
〜継続は力なり〜

武本睦代

2、回収方法の変化と参加者数、割り箸購入量・回収量の推移(表1)
回収年度 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度
参加者数 2,200人 2.400人 2,905人 3,066人
回収方法 2分別 3分別 3分別 4分別
割り箸購入量 1,600膳 1,200膳
割り箸回収量 3,730kg 2,085kg 2,700kg 2,900kg

3、効果(分別)

 ・可燃ごみ減少  ・割り箸購入量減少  ・ごみ袋購入量減少  ・ごみの分別定着

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H12からH16にかけてのごみ回収結果の推移図
  茨木市立男女共生センターローズワム 「第5
回ワム祭り」が、2月6日におこなわれました。登
禄団体や、館主催講座で誕生したグループ、館
の運営に当たっているスタッフなどが、企画運
営する様々な催しで、館内は終日華やかなムー
ドに包まれていました。
 初年度の祭りは何事も手探り状態。祭りとい
えば、食べ物。そしてごみが出ます。市民研究
員の私は祭りのごみが気になっていましたが、
女性問題を扱う場に、環境問題を持ち込む勇気
がありませんでした。祭りのごみの山には、心
が痛みました。
 次年度には割り箸の回収が承認され、喜んだ
ものの、割り箸回収の張り紙や「割箸回収にご
協力を」という掛け声もむなしく、多くの割り
箸がごみと一緒に捨てられていました。
 あれから5年。念願の「ごみ分別回収」が、
定着しました。何よりも嬉しかったことは、張
り紙や掛け声なしに、ごみの分別が出来ていた
のです。まつりのごみを通して「継続は力なり」
という言葉を、実感しました。(表1)
1、祭りのごみ回収の経過割箸回収のお願い掲示版
第1回祭り ごみ箱設置 (分別なし、一品ごとに割り箸を添える)
第2回祭り 2分別開始 (割り箸とごみ)
第3回祭り 一品一箸を改め、テーブルに箸を置く。
        割り箸回収容器をテーブルに置く。
第4回祭り 3分別開始 (缶・壜の分別開始)
第5回祭り 4分別開始 (汁の回収開始)